

「ポリアミン」とは動脈硬化の予防に新風を巻き起こす新しい成分で、実はアミノ酸の一種。
今まではほとんど研究されていなかったが、最近になってようやく動脈硬化などに有効であるという論文が発表され、注目を集めている成分なのじゃ。

動脈硬化の直接の原因である「血管の炎症」は、活性酸素によって酸化された悪玉コレステロール(LDL)によって引き起こされるのじゃ。免疫細胞が処理しきれなかった酸化LDLや免疫細胞の死骸が血管の壁に付着し、その周辺の細胞が「炎症」を起こし「かさぶた」のように硬くなった状態を「動脈硬化」と呼ぶのだよ。
この炎症を抑えるはたらきを持つ成分こそが「ポリアミン」!ポリアミンは体内でも合成されるが、年齢とともにその量は減少してしまう。だから、食品から摂取することが重要になるのじゃ。

なぜポリアミンが血管の炎症を抑えるのか、その鍵は「アンチエイジング効果」にあるぞ。
アンチエイジングとは、細胞機能の老化を抑えるはたらきのこと。低分子で細胞に届きやすいポリアミンは、LFA-1(老化因子)を抑制することで細胞が衰える速度を緩め、炎症や血栓が起こりにくい体内環境をつくるのに役立つのじゃ。

ポリアミンは大豆食品・発酵食品・きのこ類に多く含まれる成分じゃ。つまり、大豆を発酵させてつくる「納豆」には、大豆の煮豆以上にポリアミンの量が豊富!ポリアミンを多く含む食品を摂ることで体内のポリアミン濃度を高めることができるという研究結果も発表され、納豆への注目も高まっておるぞ。